「新築マンション」と広告表示できるのは
「工事完了後1年以内の完成物件」
でなおかつ「未入居の物件」
だけです。
もし「新築」ではないのに「新築」と広告表示をしていたら「違反広告」に該当する可能性が有ります。
遮音等級
マンションの近隣トラブルで多いのは騒音です。床やサッシには遮音等級という基準が有ります。遮音等級の優れたマンションは居住性が優れていると言えます。
床の遮音等級(L値)
床の衝撃音には軽量衝撃音(LL)と重量衝撃音(LH)が有ります。
トラブルで多いのは子供の足音など重量衝撃音です。スプーンなどを落とした時の音は軽量衝撃音と言います。
L-40など数字の小さい等級ほど遮音性が高いことを表します。音が全く伝わらないという事は有りませんが等級が異なれば聞こえ方には大きな差が有ります。
サッシの遮音等級(T値)
リビングの掃き出し窓など大きな開口部ほど外からの騒音が侵入しやすいので大きなサッシに遮音等級の優れたものを採用するマンションが多いです。
T4など数字の大きい等級ほど遮音性が高いことを表します。ただし立地によってはさほどこだわる必要の無いマンションも有りますから単純に数字だけで比較することは出来ません。
失敗しないマンション購入術 新築マンション編