まず自分がどういう所に住みたいかを整理しましょう。
不動産は「利便性が高い所」と「環境が良い所」との二律背反である場合がほとんどです。
つまり
「利便性が良い所」は環境が悪い。
「環境が良い所」は利便性が悪い。
という傾向が有ります。
どちらも兼ね備えた「利便性が良くて環境も良い所」というのはほとんど存在しないと考える必要があります。「都心直結の駅前に自然が広がっていて生活利便施設が揃っていてしかも住宅が建っている所」などまず無いでしょう。またもし仮にそういう場所があったとしても需要が高く価格帯もとても高くなるでしょう。
そこで「利便性」と「環境」のどちらを優先して自分がどこに住みたいかを決めねばなりません。あくまで傾向ですが利便性の良い駅前などはマンション、環境の良い郊外は戸建エリアである場合が多いです。
ほとんどの人にとって一生に一度あるかないかという大きな買い物、それが不動産の購入です。しかしほとんどの一般人は不動産について無知です。知識が無いばかりに不動産業者のペースに乗せられて失敗してしまう事が無いとは言い切れません。そこで26年間不動産業界で仕事をしてきた私の知識の中から、これから不動産を買おうと思っている人に最低限これだけは知っておいて欲しいと思う事をお伝えします。ぜひ一読して何も知識の無いまま不動産を買ってしまう事がいかに危ないかを認識し住まい選びに役立てて頂きたいと思います。
なお法律というものは時々改正されます。出来るだけ随時更新しますが、ここに記した内容は記載日現在のものです。
<随時更新>
失敗しない不動産購入術